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Takeshi Nakatani edited this page Dec 28, 2018
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K2HFTFUSE(K2Hash File Transaction by FUSE-based file system)とは、FUSE(Filesystem in Userspace)によるユーザースペースでのマウント機能を利用したファイル/メッセージ転送システムです。
K2HFTFUSEは、確実で高速なファイル/メッセージ転送を低コストで実現するために開発されたシステムです。 K2HFTFUSEは、仮想ファイルシステムを提供し、マウントしたディレクトリにファイルを書き込むだけで利用できます。 既存プログラムの出力ファイルのディレクトリをK2HFTFUSEでマウントするだけで、既存プログラムの変更なしにファイル/メッセージ転送ができます。
ファイル転送の一例として、ログファイルを転送する場合、既存のプログラムを変更することなく、ログを高速かつ確実に集約できます。 類似したシステム(プログラム)では、fluentdがあります。 fluentdと比較しても、高速であり、確実に転送を行うことができるシステムです。 K2HFTFUSEは、テキストファイルへ1行分のデータを書き込んだタイミングで、そのデータを転送します。 この他、転送する内容は、テキストだけではなく、バイナリデータ、メッセージ(1データを1メッセージとする)の転送ができます。 また、転送するデータに対して、任意のフィルタリング、任意の処理を行うこともできます。
K2HFTFUSE の詳しい説明については、こちらを参照してください。
K2HFTFUSE は、Yahoo! JAPANがオープンソースとして公開する AntPickax プロダクトのひとつです。
AntPickax については、こちらを参照してください。