Javaの開発環境作成手順を以下に示す。
対象はWindows7以降。
springbootのスケルトン作成 は別途。
Windows7上に以下をインストールする。
- chocolatey
- cygwinとgitのインストール
- Java 8
- PostgreSQL
- Eclipse Neon
- buildship ( https://projects.eclipse.org/projects/tools.buildship Graidle用プラグイン)
- Spring Tool Suite ( Spring 用プラグイン )
- lombok ( https://projectlombok.org/ コーディングの手間が劇的に減る )
Windows上で動く、バージョン管理システム。yumやapt-getに似たもの。
詳細は chocolateyに関して を参照のこと。
- 管理者でpoweshellを実行
C:\Users\user01>powershell
Windows PowerShell
Copyright (C) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved.
PS C:\Users\user01>
- PowerShellスクリプトの実行ポリシーを確認
Unrestrictedにする。
PS C:\Users\user01> get-executionpolicy
Restricted
PS C:\Users\user01>
PS C:\Users\user01> set-executionpolicy unrestricted
PS C:\Users\user01>
PS C:\Users\user01> get-executionpolicy
Unrestricted
PS C:\Users\user01>
- Chocolateyインストール実行
警告出るけど気にしない。
PS C:\Users\user01> iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))
以下は、管理者権限つきコマンドプロンプトで作業する。
- Chocolateyのコマンドでインストール。
C:\Users\user01>cinst jdk8 -y
Chocolatey v0.10.5
Installing the following packages:
jdk8
By installing you accept licenses for the packages.
Progress: Downloading jdk8 8.0.121... 100%
・
・
・
- コマンドプロンプトを開きなおして、Javaが動くかどうか確認
C:\Users\user01>java -version
java version "1.8.0_121"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_121-b13)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.121-b13, mixed mode)
C:\Users\user01>
C:\Users\user01>
C:\Users\user01>javac -version
javac 1.8.0_121
C:\Users\user01>
chocolateyでインストールできるものは若干古いので公式から直接とってくること。
項目 | 指定 |
---|---|
select your version | PstgreSQL 9.6.2 |
select your operating system | Windows x86-64 |
- 以下サイトから9.6.2を取得する。
https://www.enterprisedb.com/downloads/postgres-postgresql-downloads#windows - ダウンロードしてインストール。
- パスワードは、「Postgres1234」 にする(サンプルコードのログインパスワードに合わせる)。
その他はデフォルト。
スタックビルダは、ひとまずインストールしない。 - pdAdminが起動するかどうか確認。
スタートボタンからたどれる位置にPostgreSQL関連のソフトウェアがインストールされているので確認する。
ユーザ postgre 、パスワード Postgres1234 でログインできるか確認する。
上記の手順でインストールすると、最新のpgAdmin4がインストールされるが、これが英語版となる。
まだ日本語対応されていない模様で、なにか使い勝手が微妙に違うので困るという場合はchocolateyからpdAdminⅢをとってくる(任意)。
> cinst pgadmin3 -y
これで普通に使える。 pgAdmin4で問題なく使える方は、この操作は不要。
chocolateyでインストールできない場合は、本家からとってくる。
pgAdminⅢ download
pleiades の neonを入れる。
http://mergedoc.osdn.jp/
- Eclipse 4.6 Neon 3 All in One をクリック。
- Windows 64bit Full Edition をダウンロードする。
- ダウンロードしてきた中身を、任意のフォルダへ解凍する。
c:\pleiades\
を推奨(任意)。 - 実行してみる。
c:\pleiades\eclipse\eclipse.exe
- 「タスクバーにこのプログラムを表示する」をやっておく(任意)。
- Eclipseランチャーでワークスペースを指定する画面が出ればひとまずOK。
- 仮のプロジェクトを用意するためのワークスペースを仮に作る。
C:\ws\practicews
(パスは任意)
「この選択をデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」は チェックしない ほうが便利と思われる。 - 起動するとPythonのPATH指定が出てくるが、「すべて選択」「選択した変更を適用」を押下
Eclipseが起動している状態で以下の作業を実施する。
- Gradle用のプラグインは、Eclipse公式のBuildshipとする。
- Spring 用プラグインは、Spring Tool Suiteとする。
- ヘルプ ー> Eclipseマーケットプレイス
- 検索窓に「Gradle」と入力する。 「Buildship Gradle Integration 」がインストール済みか確認する。 Neonならインストールされているはず。されていなければインストール。
- 検索窓に「spring tool suite」と入力する。
「Spring Tool Suite (STS) for Eclipse 」が出てくるので、インストールする。
デフォルトでそのまま実行する。
Eclipseの再起動が促されたら、素直に再起動する。
ひとまずは以上で作業終了。
もし、プラグインのインストールで、「含まれているリポジトリーが見つかりません」的なエラーが出たら、ソフトウェアサイトの更新をする。
http://logroid.blogspot.jp/2012/05/eclipse-no-repository-found-containing.html
- ウィンドウ -> 設定 -> インストール/更新
- 「使用可能なソフトウェア・サイト」を選択
- チェックの入っているものを選択して、「再ロード」をクリック。
Eclipseマーケットプレイスでインストールしたプラグインは、Eclipseにより自動的に更新がないかチェックされる。
この際、「含まれているリポジトリーが見つかりません」的なエラーが出る場合がある。
この場合も、「使用可能なソフトウェア・サイト」にて再ロードを実施する。
もし、それでも解消されない場合は、Eclipseマーケットプレイスのインストール済みプラグインを個別に更新する。
- ヘルプ -> Eclipseマーケットプレイス
- 「インストール済み」タブを選択。
- 一覧の中で、「更新」となっているものをクリックする。
- Eclipseの再始動を促されたら素直に再指導する。
- https://projectlombok.org/download.html から lombok.jarを取得する。
- lombok.jarをダブルクリックなどで起動する。起動するディレクトリはどこでもいい。
- 「Spesify location」をクリックして、Eclipse.exeのパスを指定する。
- 「install / update」をクリックすると、すぐに成功画面になる。
まず、事前にPostgreSQLで「practicedb」という名称の空のデータベースを作成する。
空のワークスペースを開いた状態で、以下の処理をする。
このリポジトリの ./sample を取り込む場合は以下の手順を実施する。
- ファイル ー> インポート
- 「Gradle プロジェクト」を選択して「次へ」。
- プロジェクト・ルート・ディレクトに、gradle.buildのある場所を指定して「次へ」。
- インポートオプションは、 Gradleラッパー を指定して「次へ」。
- インポートが始まる。
- 「完了」をクリック。
普通にEclipseで実行(またはデバッグ実行)し、コンソールに以下のような文字列が出れば、起動成功。
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2017-04-11 17:06:34.710 INFO 7700 --- [ main] o.s.j.e.a.AnnotationMBeanExporter : Registering beans for JMX exposure on startup
2017-04-11 17:06:34.755 INFO 7700 --- [ main] s.b.c.e.t.TomcatEmbeddedServletContainer : Tomcat started on port(s): 8080 (http)
2017-04-11 17:06:34.759 INFO 7700 --- [ main] jp.co.example.engscheduleApplication : Started engscheduleApplication in 4.151 seconds (JVM running for 4.635)
この状態でブラウザで http://localhost:8080/ でアクセスできるはず。