Wio Terminalで動く超小型CP/Mマシン
"VT100 Terminal Emulator"と"Z80 CP/M 2.2 emulator"を組み合わせた、Wio Terminalで動く超小型CP/Mマシンです。
(注意:ディスプレイが1行53文字なので、1行80文字を前提にしているプログラムは表示が崩れます。但し、極小フォントを使って1行80文字のモードに切り替える事は可能です。)
ベースにしたオリジナルはこちら。
VT100 Terminal Emulator for Wio Terminal https://github.com/ht-deko/vt100_wt
RunCPM - Z80 CP/M 2.2 emulator https://github.com/MockbaTheBorg/RunCPM
- Wio Terminal
- Wio Terminal 用バッテリーベース
- Arduino IDE (1.8.13で動作確認をしました。)
- SAMD51 Interrupt Timer library
- SDdFatライブラリ (2.0.4で動作確認をしました。)
- LovyanGFXライブラリ
- Seeed_Arduino_RTC ライブラリ
- USBキーボード + USB Type-C の変換コネクタ or M5Stack用カード型キーボードユニット
- microSD カード
ライブラリはArduino IDEの[スケッチ | ライブラリをインクルード |ライブラリを管理...] からインストールすると簡単です。
2.0.x では SdFatConfig.h に以下の修正が必要です。
ファイルは"ドキュメント\Arduino\libraries\SdFat\src"に有ります。
CPU Speed を "200MHz" にして、Optimize を "Fastest" にすると描画速度が向上します。
ただし、バッテリーの消耗は早まるかもしれません。
ビルド済みファイルを用意してあるので、すぐに試すことができます。
RunCPM 用のディスク (microSD) は別途用意する必要があります(参考資料を参照)。
- Wio TerminalとPCをUSBケーブルで接続します。
- Wio Terminalをダブルリセット(リセットを素早く2回やる)してブートローダーモードに入ります。
- USB接続しているPCにドライブが表示されます。
- このドライブにUF2フォルダ内のファイルをコピーします。
(CPU Speed"200MHz"版も入っています。)
- RunCPM用のディスクの作り方などは、DEKO(@ht_deko)さんのこちらの記事を参照してください。
- Turbo Pascalについて
- CP/M 8266 の disks/c に有るものなどが使える。
- Turbo Pascal 3.0.x の使い方
- Turbo Pascal 3.0.x のスクリーン設定
- Turbo Pascal 3.0.x のキーボードショートカット
- Rogueについて
- Rogue のアーカイブ https://britzl.github.io/roguearchive/
- CP/M 版をダウンロード&解凍して、その中のアーカイブも解凍して、ROGUE.COM は削除して、ROGUE.CPM を ROGUE .COM にリネームする。