WindowsでRailsチュートリアルを読み進めるための手順についてまとめています。
Windowsでスターターキットを利用するためには以下のアプリケーションが必要です。
- VirtualBoxをインストールする
- Vagrantをインストールする
- Git for Windows をインストールする
- sshクライアント(TeraTermなど)をインストールする
この項目は、ユーザー名に日本語が含まれている方向けのエラー回避作です。 Vagrantを実行する際、ユーザー名に日本語が含まれるとエラーが出るため、英語のユーザー名を作成してください。(ユーザー名が既に英語の場合は本項目をスキップしてください)
以下は、Windows 10 で新規ユーザーを作成する例です。
- Windowsボタンを押して人型のアイコンをクリックする
- 「アカウントの設定の変更」をクリック
- 左側にある「他のユーザ」をクリックし、「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリック
- 「このユーザーのサインイン情報はありません」をクリック
- 「Microsoftアカウントを持たないユーザを追加」をクリック
- 「次へ」をクリック。入力例:
ユーザー名: ror パスワード: ror パスワードのヒント: ruby on rails
- Windowsメニューの「他のユーザー」から、先ほど作った英語名のユーザーに切り替えてください
※ 以下の手順は、先ほど作ったユーザもしくは英字アカウントで行って下さい。
Windowsボタン右の検索マークを押し「PowerShell」と入力してPowerShellを左クリック、「別のユーザとして実行」をクリックする。
先ほど、入力したログイン情報を使って「OK」をクリックすると、PowerShellの入力画面が表示される
- スターターキットをGitHubからダウンロード
次のコマンドを実行すると必要なキットが用意されます。
$ git clone https://github.com/yasslab/railstutorial.jp_starter_kit.git
Vagrantfile
があるディレクトリに移動してvagrant up
を実行
cd
で移動したディレクトリの中にVagrantfile
があるので、そのディレクトリで次のコマンドを実行します。
$ cd /railstutorial.jp_starter_kit
$ vagrant up
- TeraTermを起動し、
vagrant ssh
で出てきた設定情報をTeraTermに入力する
ホスト: 127.0.0.1 TCPポート: 2222 ユーザー名: vagrant パスワード: vagrant
vagrant ssh
でゲストOSにログインする
$ vagrant ssh
ruby --version
とrails --version
を実行する
無事に Ruby/Rails のバージョンが表示されれば環境構築は完了になります。お疲れ様でした :)